モールスーパー施工

 曇りで涼しかったんで、気分が盛り上がってるうちにやってみた。
 何分22gしか入ってないから、ほんのちょっとだけでスタート。モールに塗ると、一瞬濡れたようになるものの、磨き出すとすぐに白い粉が出てくる。粉は研磨材らしい。化学変化なのかもしれないけど、基本は力で磨くだけ。ひたすら擦ったところ、今まで真っ白に曇っていて何も映り込まなかったのが、必死で磨いた結果、写真の通り、携帯が映り込むところまで綺麗になった。ただ、どれだけ一生懸命やっても、雨染みのような形の跡はうっすらと残っている。うちのBi-turboのモールの場合、完全に新品の艶を取り戻すところまではいけないような気がしてきた。なんといっても力が要るし、時間もかかる。熱中するあまり、指の皮膚がズレてしまった。摩擦熱で火傷もしてしまった模様。
施工例1施工例2

 運転席側の窓の下以外、AピラーからCピラーまでを磨いてみて、新品と比較して8割くらいは綺麗になっただろう。確かに5,800円という値段に見合うだけの効果はあると言える。やってみていくつかコツというか注意点があるので書いてみると、布は専用の布を3,4枚用意したほうがいい。(何となく、この布は厚手のネル生地のように見えるので、洗車用品コーナーで似たようなものが手に入るかも。) 布が研磨材で目詰まりしてしまうので、裏表を使い切ると、そこから作業効率が落ちるように感じた。目詰まりするからといって水洗いするのは禁物で、布を濡らすと全然磨けない。とにかく、乾いた布を使って、ひたすら磨くしかないようだ。また、火傷の恐れもあるので、軍手なりを使った方がいい。あと、マスキングは必須。もの凄い回数擦らなくてはいけないので、マスキングしないとボディに何らかの影響が出る恐れがある。
 楽にやれるとすれば、マスキングをしっかりやって、消しゴム大の微妙に弾力のある芯に布を巻いてひたすら磨くことで体を痛めないんじゃないだろうか。とにかく、新品のモールを買う金はないけど、6000円くらいのお金と磨きまくる時間がある人にはお薦めな一品。広告に偽りなしといったところか。