サーバーのHDDを交換

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 10月に再構築を行ったこのサイトのサーバーですが、交換に使ったHDDが悪かったらしく(元々、会社で使っているDELLのノートに入っていた20GBのIBMのHDDでした)、数分おきに「うーーーん」という音が出るようになってきました。交換直後は30分に一度くらいだったのですが、どんどん頻度が増してきたというところです。渡米前にどうにかしなくては…と、元々構築し直す前に使っていた実績のあるHDDに置き換えることにしました。これもIBM製なのですが。
 PC用の2.5インチドライブをUSBで接続するケースが2個あったので、単純にPartitionExpertでコピーすればいいやと思ったのですが、コピー元のHDDを接続すると、パーティションテーブルの読み込みができず、全く領域が確保されていないHDDであるかのように表示されます。それでも、普通に今まで使っていたんですけどね。

 仕方がないので、tarコマンドで、HDDのルートフォルダからすべてをアーカイブしてPCに吸い上げ、置き換えるHDDはPertitionExpertでLinuxのファイルシステムとしてパーティションを作成し、HDD交換後にOBSSを内蔵フラッシュからブートしてHDDを/tmpとしてマウント、ftpでアーカイブファイルを転送して展開し、ブートをHDDに変更して完了。
 アーカイブが1.6GBほどあったので、圧縮と展開に時間はかかりましたが、何事もなく作業は終了し、ブート自体も問題なさそうに見えていました。異音も無く大丈夫そうだったのですが、今日の記事を投稿しようとMovableTypeの管理画面を表示しようとしたところMySQLが使えていなさそうです。ps axで確認すると、MySQLのデーモンが全く無く、プロセス自体が起動していません。ありがちな、/tmpフォルダのパーミッションの問題かと思ったら、まさにその通りでした。666に設定しなおしてサーバーを再起動したところ、プロセスは起動しました。
 これによって記事を投稿することはできるようになったのですが、写真をアップロードしようとしたところ、日記フォルダに画像ファイルを保存することができません。またパーミッションが悪いと言われます。今まではそこまで権限を広げなくてもできていたように思えるのですが、変更することで画像が保存できるようになったので、このまま運用していくしかないのでしょう。で、画像のアップロードができるようになったので、改めてサイトの表示を確認してみると、今度はトップページが更新されません。これもパーミッションです。またしてもフォルダの権限を修正せざるを得ず、そうすることで問題なくトップページが更新されるようになるので、セキュリティ上どうなのよ?とは思うものの、我慢。
 つまらない変更がいくつか必要になってしまいましたが、どうにかこのサーバーにやらせていることを一通りできるようにはなったようです。意外につまらないことで手間取り、自分の知識の浅さを思い知らされることとなりました。