去年USに来たときも、ある日突然Gatorに入られてしまい、ことあるごとに画面にワニが出てきて広告を表示される嫌な目に遭いました。にも関わらず、今年もまたしてもXupiterの亜種に入られてしまいました。これはツールバーの形をしているので、極めてわかりやすいものなのですが、ちょっとうっかりしていました。何か入れちゃったかな?という意識はあったのですが、その後、IEがorbitexplorer.comなるサイトにリダイレクトされるようになったりして、いかにもそこで情報収集している雰囲気です。検索してみると、これは危険度の高いスパイウェアで、集団訴訟がどうのと書かれています。
駆除の方法を調べましたが、マニュアルでレジストリやファイル削除するような方法は載っておらず、基本的にスパイウェアやアドウェアを削除するツールを使用するようでした。今回私が使ったのはフリーなSpyBotというツールです。気に入ったら寄付すればいいだけで、基本的に無料ですし、メニューやヘルプは日本語表示できます。ダウンロードし、まずは一回スキャンしてみます。やはりXiputerがいました。それ以外にも結構な数のcookieトラッキング関連のファイルが出てきて驚きました。引っかかるレジストリの中には、消してはまずいものもあるので、むやみやたらに削除を実行してはいけないのですが、発見された一つ一つの項目に対して、出所をはっきり表示してくれるので、それを見て選択から除外していきます。メモリ上に残っているものは再起動後に削除となるので、再起動してから再スキャン。更に、定義ファイルを更新してから再スキャンすることで、インストール時の倍のスパイウェアに対応できるようになります。これで更にいくつか発見されるので、削除後再起動で完了。これでちょっとは安心できました。
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