動画のエンコーダ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 とりあえずMPEG2でのキャプチャはうまく動いていそうなので、最後のステップはファイルをコンパクトにしてUSから吸い上げやすくする方法を見つけることになります。個人的な好みとしてはDivXなんですが、サイズと画質はリーズナブルなものの、ファイルのエンコードが非常にややこしく、一つのツールで一発変換というのは難しいものがあります。(最低でも2つのツールを組み合わせないとダメ)

 一発変換できるツールとして、DivX謹製のDr.DivXがあるわけですが、うまく動くときはいいのですが、いきなりMEPG2ファイルを認識しないことさえあって不安定です。DivXと同じくらいコンパクトにできる方法として、Windows Mediaのファイルというのがあります。しかも、エンコーダは無料でダウンロード可能。早速試してみました。90分弱の番組1.8GBほどのファイルを1/10のサイズにコンバートするのに要した時間は、P3-500のマシンで8時間強!でした。我慢の限界を遙かに超えています。しかも、できあがったファイルは音が変わりすぎていて、もう、誰の声だかわからない状況です。画質もノイズが多く、いきなりこんな結果だと、パラメタ変えながら試行錯誤という気力が湧きません。ちょっとがっくり来ました。
 もう一つ試したソフトとして、canopusのProCoderというソフトがあります。これは10万円弱で売られているとんでもなく高価なソフトなんですが、このツールでWindows Media(多分ver.7)ファイルを出力させたところ、ほぼ1/10のサイズでも十分見られました。エンコード時間は2パスだと実際の再生時間の倍よりちょっと短いくらいでした(2時間半くらい)。操作の簡単さと結果は納得できるものでしたが、いかんせん価格がネックです。欲を言えば、このソフトからWindows Media 9のファイルが出ればいいんですが…
 結局、どうやってコンバートしていいのか未だにわからないのでした。

 その後更に試行錯誤し、DivX ProのGateBundle版からGateを取り除くパッチを発見。更に、Ace Video WorkshopなるSharewareも見つけました。これを使えば、MPEG2を1パスでDivXにコンバートできるそうです。早速やってみたところ…Windows Media Encoderで8時間かかったエンコードに18時間ほどかかるようです。もう耐えられません。これを書いている今現在もエンコードは進行中で、全く終わる気配なしです。結局、速度的に納得できるのはProCoderでしょうか。Dr.DivXが安定して動作すれば全く問題ないことなのに。
 エンコードのことは追々考えるとして、録画予約の新たな方法を考えつきました。reserMailで予約すると、結構な確率でチャンネルが0として予約情報が作成され、Dynabookの画面には修正させるためのダイアログが出て待ち状態になっていることがあります。このまま気づかずに放置しておくと、番組が始まる時間になってしまい、reserMailから予約失敗メールが届きます。こうなってしまってはどうしようもないので、reserMailを使うのはやめて、リモートログオンしているユーザーでso-netのTV王国なりiEPGサイトを開いて、そこから直接予約してみました。ユーザーが違っても、バックで予約アプリが常に動いているので、ちゃんと予約のリストに登録されています。ということで、録画専用ユーザーとは別ユーザーで予約実行すれば全く問題ないことがわかりました。
 また、何らかの理由でリブートが必要になった場合には、自動的にローカルログオンできるようにWinXP用のTweakUIをインストールし、自動的にログオンしてくれるように設定しました。これで環境がほぼできあがったように思えます。疲れた…