デジカメ選び

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 今までNikonのE990を使っていたのですが、スイバルの使い勝手は申し分ないものの、やはりあの大きさは厳しいものがあり、そろそろ手放す時期かと思い始めました。今最も気になっているのは、もうじき発売になるMINOLTAのDiMAGE Xt(赤)なのですが、現物が無いことにはどうしようもないので、とりあえず既に店頭に並んでいるものだけでもと、出社前にヨドバシで見てきました。
 小さい、300万画素クラス、起動が早くて、記録メディアは使い回しが効かないものではないことというのが条件なので、CASIOのEXILIM EX-Z3PENTAXのOptioSCanonのIXY DIGITAL 400PanasonicのLUMIX DMC-F1を見てみました。
 単純にサイズだけで比較すると、OptioSの小ささは抜きん出ています。CASIOはOptioSに比べて微妙に大きい分、液晶が大きくて見やすく、ボタン類も操作しやすいです。ただし、兄弟機として見ると、ボディの質感が劣っています。本体に再生用のスピーカーを備えていない点と、標準添付のクレードルが不要な点は私にとってマイナスポイントです。同じ被写体を撮影した絵を比べて見ると、OptioSのほうが彩度が高く綺麗に見えました。撮影モードもOptioSの方が豊富なようです。
 Canonはこの中で唯一400万画素クラスですが、IXY320よりは400の方がボディがコンパクトです。それでも、この中に含めて比較してしまうと大きく重たく感じてしまいます。機能としてはカメラメーカーだけにしっかりしているようです。見た目は無愛想です。堅実なのはわかるのですが、持つ喜びというのが足りない気がします。初代IXY DIGITALほどかっこよくもありません。
 Panasonicは正直気にもしていなかったのですが、購入者が実際に撮影した画像を公開しているものを見た限りでは、決して悪くはないようです。色の鮮やかさはいい感じ。ボディカラーが豊富なのも魅力ですが、少々大きく感じることと、ボタンやダイヤルの概観がいかにも家電という感じなのがイマイチです。ただ、モードダイヤルで操作を簡単にしているものの、各モードで設定されるパラメタの詰めがいまひとつのようで、特にシャッタースピードの不満を挙げる人がが多く見られました。
 まだ本命が発売されていないので、この時点で買うものを決めるつもりもないのですが、撮影間隔が少々長いとはいえ、スタイルとコンパクトさが魅力のOptioSは気になる存在です。次点がPanasonicといったところでしょうか。