今日ものんびりで、午後から作業しました。のんびりとはいっても、明け方までバーナーの加工し直しをしていたので、かなりの時間をHIDの作業に使っています。昨日激しくリークしていた点をどうにかするべく、今回は、バラストとバーナーの配線はぎぼしにし、その表面を熱収縮チューブで二重に覆うことにしました。まずは昨日途中まで取り付けた側で試したところ、全くリークせずに点灯してくれました。この時点ではチューブには熱を加えておらず、ぶかぶかのまま被せていただけです。二本の線の距離もそこそこあるので、そう簡単には絶縁破壊は起こらないようです。ですが、実際に取り付けるときには二本を束ねてしまうので、それぞれのぎぼしの距離が数mmにまで縮まってしまいます。そこで、安全のために、1mm厚くらいのゴムのシートを買ってきて、二本の線がちゃんと離れるように巻きました。ゴムシートを巻いた後も特に問題はなく、ちゃんと点灯してくれています。
順調に進んだので、もう一方にもとりかかりました。こちらは、明け方までかけてバーナーの絶縁をやりなおしたものです。まだまだパテは柔らかく、エンジンルームにスペースの余裕が全くないBiTurboでは、バーナーをレンズに挿入するときにパテが曲がってしまう可能性が高く危険でした。入れてから点灯しなかったり、リークが発覚しても困るので、まずは取り付けない状態での点灯確認です。だいぶ緊張しましたが、点灯直後は接着剤の煙が少々出たくらいで、こちらも特に問題なく点灯してくれました。その後恐る恐るバーナーをレンズに挿入し、再度点灯の確認を行いました。が、今度はビーという音とともにリークしているらしく、点灯しません。まさかバーナーを挿入するときに絶縁が弱くなってしまったのだろうか?と冷や冷やしたのですが、実はバラストとバーナーの間のギボシの部分でのリークでした。これも、最終的にはゴムシートを巻くことでリークは回避できました。
作業の最後にバラストの隙間にコーキング剤を盛り、完全に固まるまで数日かかるので、バラストは固定せずにエンジンルーム内に放置することにしました。実際には、どこにも置けそうな場所はなく、一体どこに固定していいのかで悩むこと必至です。
また、二本目のバーナーを取り付ける作業で、ラジエータに接続されている、ピンが3本出ているコネクタのケーブルが2本断線しているのを見つけてしまいました。1本は比較的最近切断されたもので(というより、コネクタが砕けている)、1本は何年も前に切断されたままになっているようです。走行で特に影響はないのですが、果たして一体何のケーブルなのか…
HID取り付けが終わってから少々時間があったので、ETC車載器の配線だけすることにしました。とはいっても、オーディオ裏から常時電源とアクセサリーとアースに分岐させるだけの作業です。接続する作業はたいしたことはないのですが、オーディオを引き抜くといつも困るのが最後の収納。押しても押しても入ってくれません。中にそれほど余裕が無いのはわかりますが、手を入れて配線をいじりながら押し込めるものではないので、いつも一発で納めることができずにイライラします。今回も結構な時間がかかってしまいました。あとは近所のABなどで車載器をセットアップしてもらえばいいのですが、バラストをエンジンルーム内に放置してある状況では走ることもできず、セットアップは次回までお預けです。
ここまでの作業が終わった時点であたりは完全に真っ暗になっていたので、ライトを点灯させてみました。パッと点灯する瞬間が気持ちいいですね。リークのビーという音も無く、順調に動いているようです。ただ、左右で違うバーナーを使っているのと、たぶん発光点が違うことが影響しているのでしょう、色も光軸も微妙に違っています。ただ、青い光を望んだわけではないので、色は黄色みがかった好みの色でした。
コメント