HID取り付け(初日)

 夕べのうちにOSRAM D2Rの加工を済ませておきました。インターネットでよく名前が出てくるHIDのDIYサイトを参考にしましたが、実際にはバーナーの構造が微妙に違うらしく、二重になっている管の内側の管の下の部分を割ってしまいました。外の管が無事であればバーナーの長さには影響はないのですが、あまり気分のいいものではありません。本来パテで固定されているはずの部分がないため、かしめた耐圧ケーブルをパテで固定しているだけでしかなく、微妙にぐらつきます。正直、バーナーを加工する作業は1本やっただけでうんざりしてきたので、残りは先日落札したH1のバーナーを使います。
 バラストは特に防水加工するでもなく、とりあえずつけてみることにしました。不安であれば、隙間にコーキング剤でも詰めることにしましょう。作業するにあたって一番気になっていたのは、バラストとバーナー間の結線の方法です。ここを手抜きすると点灯時にリークするわけですが、普通に平型端子にするか、2口のカプラにするかで迷い、作業性の良さからカプラを選択しました。
 ライト裏の黒いキャップを取り外し、リーマーを使って中心に10mmくらいの穴をあけます。とりあえずは、加工していないバーナーを取り付けました。Bi-Turboはエンジンルーム内が結構窮屈なので、バーナーを差し込むだけでも結構な作業です。どうにか差し込み、バラストとバーナーを接続。試験的に点灯させてみました。すると、ものの見事にバラストとバーナーをつなぐカプラでリークして、真っ青な光を放っています。当然、こうなると起動時の電圧が不足するため、バーナーそのものは点灯しなくなります。確認のためにもう一度スイッチを入れてみてダメなことがわかったので、それ以上のテストは行いませんでした。日没が近かったので作業はここで終了です。やはり、何の絶縁処理もされていないカプラではダメすぎでした。これなら、平型端子で接続して、周りを絶縁テープでぐるぐる巻きにしたほうが何倍もましです。
 リークといえば、もう一方の加工したバーナーも殆ど絶縁処理がされていないことに気づきました。これでは、バーナーの付け根でもリークすることほぼ間違いなしです。とりあえず加工が済んだと思っていたバーナーも、また分解しなくてはならなさそうです。