ようやく車が戻ってきたのでナビを取り付けました。全てフロントだけの作業で済むこともあって、取り付けだけなら正味30分もあれば済みます。結果は写真の通りで、ナビ自体が結構厚いので、モニターは結構前に出てくる感じです。以前のカロナビのモニターは、ホソカワのモニターアームの取り付けの台をかなり運転席側にオフセットさせていたのですが、youナビの場合は重量バランスを考えて、台を固定するネジを中心にしました。そのため、モニターはだいぶ助手席側に行っています。また、全ての機能がモニター兼本体で完結しているため、電源、VICSのビーコン、FM VICSアンテナとブースター用のケーブルの4本をグローブボックスに引き込まなくてはなりません。メインとなる電源以外は細いケーブルですが、1本にまとまらないのは結構きついものがあります。また、FM VICSアンテナは、標準ではケーブル長が1mで、フロントガラスに貼り付ける構造ですが、3mの延長ケーブルも付属しているので、リアガラスまで伸ばすことが可能となっています。フロントに置くにはあまりに格好悪いので、リアまで伸ばしたいところでしたが、生憎の雨降りだったので、天気のいいときにやることにしました。テレビの映りは、ダイバーシティでもないのになかなか良好です。
バッテリーも新品に交換して、勢いよく回るセルに感動しつつ初走行しました。とりあえず、退院する父を迎えに行くために病院までのルートを引かせてみたのですが、カロナビとはだいぶ違ったルートを引いてきます(当然ですが)。強引にカロナビで引いていたルートを走ると、だいぶ走ってからその通りのルートになりました。しばらく走って気になったのは、FM VICSの情報を受信していません。局の設定でNHK FM横浜に設定を変更したら受信状態は良くなったようなのですが、それでもFM VICSは未受信のままです。おかげで渋滞情報が全くでないまま走ることとなりました。テレビは1chも3chも綺麗に映るので、決して配線関係の問題ではないはずなのですが。
それ以外のナビの機能に関しては、精度の問題か学習が未熟なせいなのかは不明ですが、父を乗せて病院から出発したときに、並行して走っている隣の道を走っていました。だいぶイマイチな感じです。画面に表示される情報も、デフォルトの状態ではカロの情報量にかなわない点が多く、モニターの小ささもあって、今ひとつわかりにくい気がしました。些細なことで気になるのは、起動直後に必ず確認ボタンを押さないとナビゲーションが開始されないところです。遙か昔に使っていた九州松下のデルNAVIでもそうだったので、松下は伝統的にそうなのかもしれません。事務的にボタンを押すだけなら、最初から無くていい手順のようにも思えます。とりあえず、取り付けた直後ということもあってカロナビとのギャップに不満ばかりが募りますが、しばらく使ってみないことには何とも言えないでしょう。とりあえずは我慢です。
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