ナビのモニターアーム購入、冷却系の呪いは代車にも!?

 ナビゲーションのモニターを邪魔にならない位置に取り付けるため、ホソカワで売られているモニターのアームを買いに、代車のSAABで出掛けました。あと2km弱でホソカワだというところで、SAABのボンネットから湯気が…げ!と思ったものの、県道40号は殆ど路側帯もなく、道ばたで止めたらひんしゅくものだと思ったので、ちょっと走って、工場の私道みたいなところに入れて停止。リザーブタンクはぐつぐつと煮えており、車の下は水浸しです。生憎ブレスは月曜定休なので、田野倉さん経由で連絡を取って貰い、どうにか社長さんから電話を貰えました。言われたままエアコンを動かして暫く走ってみましたが、走り出した直後から水温は上がり始め、あと200mでホソカワというところでギブアップ。すかいらーくの駐車場に入れて再度電話で対策を考えました。すると、冷却ファンが回ってないじゃありませんか。ヒューズは切れて無かったので、どうやらリレーの突然死みたいです。SAABの鍵についていたリングをプライヤーで曲げて、リレーのソケットに直接差し込んで直結してみました。するとファンは回り出しました。これで解決と思い、ホソカワで目的のものを手に入れ(写真)、水を補充してもらい帰路に着きました。が、しばらく走ると、水温が見る見る上がっていきます。やっぱりダメなのか!と思い、コンビニの駐車場に車を入れてエンジンルームを見ると、冷却水のリザーブが空になっているではありませんか。ホースの手触りは空気そのもの。どうやら、ホソカワに着いた時点でホースのどこかが破損してしまっていたみたいです。補充して即全部漏れちゃったんですね。あと、リレーの代わりにショートさせたところは、よほどキーリングの材質の抵抗が大きいのか、プラスティックが溶けてしまっています。さすがにこれ以上は運転できないので、コンビニの店長さんにお願いして、一晩車を置かせて貰うことにしました。20台分くらいの駐車スペースがあるコンビニだからこそできた技です。
 私は、すぐ近くに武蔵野線の西浦和の駅があったので、電車で帰ってきました。昨日は昨日で自分の車の水温を気にしながらブレスまで走り、今日は今日でSAABがオーバーヒート。肉体的というより、精神的にもの凄く疲れました。
 肝心のホソカワのモニターアームは、写真のような造りをしています。たったこれだけで25,000円はひっじょーに高いというのはわかっているのですが、車種専用にちゃんと綺麗に曲げて溶接してありますし、売れる数を考えたらしょうがないのかもしれません。でも、何となく、カロのモニターを取り付けられる形ではないような気も…
ホソカワのアーム