Roland SK-88Pro

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X68000ZがMIDI対応するらしいというので、SC-55系の音源とMT-32を揃えたいなーと思い始め、手始めにタマ数が多いGS音源の中から88 Pro系を手に入れようと思ったのでした。
SC-88 Proはなぜか高いので、数は少なくても比較的安いSK-88Proにターゲットを絞って通電確認のみという怪しいのを手に入れたんですが、、

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通電のみ確認って、ぶっちゃけ「動かないことを確認済み」の別表現であって、基本的には壊れているので直せる人向けっていうことなわけですね。おそらく暗黙の了解なんでしょうね。
実際、届いた個体は通電はしましたが、鳴らないキーが複数ありました。大概は接点周りを清掃すればどうにかなるだろうと安直に考えて買ったんですが、バラしてみたら手ごわかったです。

そもそも底面の鉄板が外から見ても錆びてるんですね。ちょっとおかしいわけです。

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どんどんバラして基板を外し、キーベッドも取り外しました。

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鳴らないキー周りを見てみたら、糖分の含まれた液体をこぼした形跡があって、キーベッドの土台が錆びています。
と同時にこの周辺のキーは音が鳴りません。

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錆びてますね。

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ブレーキクリーナーとか無水エタノールなんかを使って拭き上げていくわけですが、結果的に復活したキーはありませんでした。逆にならないキーが増えることもなく、清掃前後で機能的には全く同じ。ホントにぐったりします。

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カーボンペイントを塗りなおしてもみましたが、全く効き目がありませんでしたね。
テスターで通電しているかどうかも見たかったんですが、キーベッドを外に出した状態で基板と結線するのが結構大変だったので諦めて手放すことにしました。これだったら、ST-88 Proとかを手に入れたほうがよさそうです。