フィットのハンドルを革巻きに

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クロスターって、どういうわけか革巻きステアリングのオプション設定が無いんですよね。
アウトドア的なテイストで汚れてもいいようなノリなのかもしれませんが、それと操作のしやすさは別の話です。
やっぱり、サラサラした革の手触りのほうがいいに決まってます。

一応ディーラーオプションとして、本革ハンドルカバーというのがあって、ディーラーで革のカバーを縫い付けてもらうというものらしいです。当然工賃が1.5Hくらい発生するので、あまり安くはありません。
ちょっと割に合わないと思ったので、自分で取り付けてみようと、専用の本革カバーを4月の下旬に買っていました。
ただ、取説も何もなく、一体どうやって作業しろと?みたいな品だったので半年ほど放置していました。

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取り付ける気がないんだったら捨てても同じだな~と思い、試行錯誤してみることにしました。

まずはハンドル回りをバラします。
てっきりエアバッグを取り外すのにトルクスが必要だと思ったのですが、GR世代のフィットは、ハンドルの付け根にある3つの穴に棒を差し込んで押すだけで、エアバッグが取り外せるような半ツールレス構造になっています。
エアバッグさえ取り外してしまえば(当然バッテリーは外した上で作業しています)、他の部品は全部爪で留まっているだけなので、試行錯誤しながら外すだけで、ここまでの状態にできます。
作業のしやすさでいけば、中央のボルトを外してハンドル自体を取り外すべきなんですが、このネジが結構固くて回ってくれないので、あきらめて、ハンドルを付けたまま縫い付けることにしました。

位置を合わせて縫い始めるんですが、パッケージに入っていた両面テープの使い道がいまいちわかっておらず、テープを使わずに作業しました。後から思えば、位置決めしたら、固定するのに使った方がよかったのかもしれません。あとは、テープを挟んでいることによってしわが寄りにくくなるかもしれません。

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上下それぞれに対して、あらかじめ縫い付けてある糸のループに糸を通して靴紐のように締めていきます。
こうじゃなければいけないという正解はないと思うので、2本糸でも1本でも、長ささえ足りるのであれば上下同じように通してさえあればいいと思います。その際、ループはしっかり端から端まで綺麗に使っていかないとしわになると思います。
私は一度全部糸を通してからやり直しました。

でも、結果的には左側に若干のしわができてしまいました。
これは数か月経っても馴染むようなことはなくて、ずっと残っています。
ここに両面テープが貼られていれば、もしかしたら皺は見えにくくなったかもしれません。

結局は、自分さえ我慢できればいい話なので、多少見た目が悪くてもかまわなければオッケーです。
ディーラーで頼んだらどのくらい綺麗になるかの保証もありませんしね。

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