とうとう納車日になりました。
最初は娘も一緒に行きたいって言ってたのに、急に行かないって言いだしたので飛行機代のキャンセル料を取られてしまいました。株主優待を使った格安チケットだったので1万円近く損しました。
宿も、2人で車中泊は無理なので広島の宮島SAにある旅籠屋を予約してたんですが、旅籠屋もキャンセルし、当初の予定どおり広島のどこかで適当に車中泊にすることにしました。
ということで、2時間ちょっとで佐賀に到着！
九州に来るのは人生2度目。
ディーラーに電話して、空港まで迎えに来てもらいました。
で、ディーラーでフィットとご対面となり、納車の説明を受けてから、これと言って特別なこともなく、ありがとございました～って感じで送り出されて1時間半くらいでディーラーを去ったと思います。昼飯時だったので、食べていった方がいい名産は無いか聞いたんですが、ディーラーのおにいちゃんは大学時代にラーメンを食べ歩くのが趣味で、久留米の駅前にある麺志っていう店が一番だと言います。
飛行機に乗ってきた先で食べるのがラーメンか～とは思ったものの、高速に乗る途中で寄れないこともないので、久留米の駅を目的地にして出発！(この写真はディーラーからちょっと離れたファミレスか何かの駐車場だったはず)
不安そうに佐賀を走る多摩ナンバーのフィット。
このファミレスの駐車場でダッシュボード上にInsta360 x2を張り付け、運転中の動画を撮影しながら走りました。
途中、吉野ケ里遺跡前を通ったりしながら、道だけは間違えないように慎重に走って、どうにか昼の部が終わるギリギリの時間に麺志に到着。もう14時45分近かったと思います。
朝、空港でおにぎりを食べて以来だったので余計に美味かった。
後で思えば、道中で唯一まともな食事だったかも。
夜は瀬戸PAのコインシャワーを使おうと考えていたので、食後、久留米のドンキでシャンプーや石鹸を調達し、ガソリンも満タンにして、いよいよ九州から高速に乗りました。
初めての九州の高速は、思ったよりも流量があって、横風も強かった印象です。
とにかく燃費を稼ぐことを最優先に考えていたので、90km/hくらいをキープしていたと思います。
下道でもそうでしたが、この超フラットなダッシュボードに反射する光がガラスに映りこんで見づらい！
これは早々に対処が必要なポイントだと思いました。
そして、ひたすら北上して山口を目指し、どうにか日が沈む前に関門橋までたどり着けました！
自分には一生縁が無い場所だと思っていましたが、自走することができるとは。
めかりPAでしっかり「ひよこ」を買い、ついに本州入りします。
基本、左車線キープですが、さすがにこういうのは怖いので追い抜きます。あまり怖がらせないでほしいです。
そして黙々と走り続けて、宇部ICの看板が出てきた頃には19時過ぎでした。
そこに行きつくまで、下関のPAで味付けフグの瓶詰などをお土産に買いました。
何とか、日付が変わるくらいの時間には、コインシャワーがある瀬戸PAに着きたいところです。
でも、燃費も気にしているので速度はキープです。
そして、広島ICの看板が21:51。この3時間弱の間に何をしていたか覚えてはいませんが、確か、止まれそうなPAは全部止まろうと思っていて、用が無くても寄るだけは寄っていたような気がします。
さすがに食事しないわけにもいかないので、奥屋PAのコンビニでカップ麺を食べました。
昼夜麺類、まさに人類は麺類。体は麺でできてる。
そして、倉敷JCTを通過する時点でほぼ12時でした。
体力はとうに限界を超えていて、眠気を吹き飛ばすために大声で「眠いーーー！！！」を連発していた頃です。
シャワーがある瀬戸PAまではもうすぐなんですが、もう限界で、瀬戸PA到達を諦めて吉備SAでダウンしたのでした。。
何時に寝たか覚えてませんが、いくら東京よりも南だとはいえ3月中旬が暖かいわけもなく、手持ちの着替えや上着をかけて縮こまって寝たものの、車内でも息は真っ白だし、凍死するんじゃないかと思いました。それでも寒さよりも眠気が勝っていて、まさに凍死コース。よく生きてたもんです。エコノミー症候群にもなりませんでしたし。
大体、手荷物はリュック1個しかなくて、中身は着替えとバスタオルくらいしか無いっていう舐めた状態だったんですよね。旅籠屋をキャンセルしなければ良かったと真剣に後悔しました。
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