タマゴタケを食べてみた

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自宅の敷地に隣接した市の林の斜面に、タマゴタケが群生しているのを6,7年前に見たことがあって、そのときは毒キノコだとばかり思っていたんだけど、あの白い特徴的なツボの形が気になって調べてみたら食べられることがわかった。それから何年も、思い出しては採りに行くのを忘れることの繰り返しで、今年ついに実行に移したという話。

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これが実際に生えていたときの写真。本当は、もっと成長して傘が開いて大きくなってから食べたほうがいいんだろうけど、周りに生えていたタマゴタケは干からびていたんで、待っていたら食べられなくなるかもと思って、小さいうちに採ってきた。しかも、虫に食われているのか、鳥に食われているのか穴も開いてたし。
生え始めの時は、根元にある白いツボに全体が覆われて白い卵みたいな形をしているんだけど、大きくなると、真っ赤で大きな傘が10cm以上に広がるはずなんだよね。そんなに大きくなるには、もっと人目に付かないところに生えてないと無理だろうけど。

で、軽く塩水に浸けておいてから、たった1本をどうやって調理しようか考えた末、普通にホイル焼きにすることにした。その前に、せっかく生食できる貴重なキノコということもあるので、少しだけ生で食べてみたけど、とにかくサクサク。歯ごたえに特徴がある。キノコの変なにおいもなくて、割と普通の野菜と同じ感覚で食べられた。

アルミホイルに包んでオリーブオイルを垂らしてマジックソルトをふって、キャンプ用のガソリンストーブで軽くあぶってみたところ、傘の色素がオイルに染み出して、オイルが真っ赤になった。適度に火が通ったところで食べてみたところ、、、
傘はコリコリ、茎の部分はサクサクして食感はいい。ただ、うま味が濃いと書かれているサイトが多いものの、1本ではタマゴタケの味を感じられるには足りないらしく、美味しいと思えるほどではなかったのが残念。
来年こそは大量に採りたいな~

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