コンドミニアムだけど朝食付きなんで、ここにいる間は朝ご飯のことは考えなくてもオッケー。
のんびりとレストランに向かう。
いつも駐車場に猫がいて、子供らは大喜び。
レストランは、スターターとしてパパイヤをもらえるんだけど、遅く行くとなくなっちゃうんで、食べたかったら早く行ったほうがいいみたい。
今日は天気がいい。
こっちに来る前に見ていた予報では、割と曇りの日が多そうだったんだけど。
でも、山の天気だから変わりやすいかも。
レストランの食事はこんな感じ。メニューから選んで、卵の焼き方(over easyってのがわからなくて困った)と主食としてコメかハッシュドポテトかパンを選ぶ。
米は野菜扱いなのか、パンがあっても米を組み合わせられるのが日本人から見て奇妙だ。
ただ、ハッシュドポテトもカリッカリに焼かれていて、歯の詰め物を相当攻撃してくる。
日本人だからか醤油も出てきたw
見ての通り、生野菜はちょっとご無沙汰。
ロッヂの周りには特徴的な植物が多い。特にアンスリウムがたくさん咲いているのと、巨大なシダがいっぱい生えている。
一見ゼンマイっぽいんだけど、葉が広がっているのは4mくらいある。
こんなのから胞子が飛んで来たら倒れそう
食事から帰って、ボルケーノナショナルパークに向かった。入場するのに$25だったかな。1週間有効なんだそうな。
見られるものは割と限られていて、ゲートを過ぎて直進したら展望台のほう、左折するとラバチューブという天然のトンネルのほう。
まずは直進して展望台方面に向かった。途中、水蒸気が噴き出している場所で一度止まってみる。
なかなか地味だw
最近マラソンにハマっている妻は、ここから展望台まで続いているランニングコースを走りたいんだということで家族と別ルートで。
車組は一足先に展望台に向かった。
遠くに見える煙の真下には、1200mm相当のデジタルズームでようやく見える、グツグツと煮えたぎった溶岩がある。
肉眼やちょっとした双眼鏡じゃ絶対見えない。
そこそこ満足して、次はラバチューブへ。
ここがまた大変。って、タイミングによっては車が停められなくてハマる。
どうにか停めることができて、中に入ってみると、、、ただただ真っ暗!足元は水たまり。
数十メートルのトンネルを歩き切ると終わってしまう。照明もないし、じっくり見たかったら懐中電灯があったほうがいいかもね。
天然でこういうトンネルができちゃうんだね~っていうのを見たら終わり。
以上で国立公園見物は終了。結構あっさりしたもんだった。
一旦ロッヂに戻って昼食を食べてから、いよいよ溶岩が流れ込むカラパナの町へ。でも、今は流れ込んでないらしいけど。
キラウエアからカラパナへの道が結構不便で、真西に道が走っていればすぐなのに、一旦北に向かってから、Uターン気味にもどらなければならない。
これが1時間くらいの道のり。
黙々と走ると、カラパナに着く直前で「ここで終点」みたいな看板があって、道の横の駐車場に誘導される。
これ、本当に入らないといけないわけではなくて、どっちかというとトラップっぽいんだよね。
入ってみると、ゲートで、「溶岩を見に来たのか?」って聞かれる。
そうだって言うと、「子供にとってとても危険だけど、本当に行くのか?」って念押しされる。
行くよって言うと、シャトルバスで乗せていくって言われるから、ベンチに座って待ってるとカラパナの町まで連れて行ってくれる。
でも、向かった先は決まったレンタサイクル屋。そのレンタサイクル屋の商法なのかも。
で、レンタサイクル屋で「今は溶岩は見えないよ」って言われる。自転車で道の終わりまで行って、1時間山を登ると見えるとか。
逆に、それだけできないと、今は間近で溶岩を見ることはできないんだそうだ。
せっかく来たし、溶岩が見えなかったとしても、暗くなるまで居たら赤い光が見えるんじゃないだろうかという期待のもと、家族で自転車を借りて走ってみた。
距離にして片道7kmって言ったかな。40分くらいは走ると思う。
途中で通り雨に降られてびしょびしょになったりしながら、砂利道を頑張って走る。
左右はぜーんぶ溶岩が固まった真っ黒い地面が広がっていて、ほかには何もない。
道路の終点まで行って自転車を止めて、特にあてもないけど、ちょっと山の上のほうを目指して歩いてみた。
溶岩は色んな形に固まっている。ホントに不思議。
あたりが暗くなって、風も少し冷たくなってきて、海には溶岩を眺めに来たツアーのボートがしばらく止まってから帰っていったり、でも、周りは一向に赤くならない。どこも。
月は満月。懐中電灯を持って行ったし、レンタサイクルを借りるとヘッドライトを貸してくれるから、足元を照らす最低限の道具はある。
全くどこも赤くならないから、あきらめて帰ることにした。時期が悪いね。
山のてっぺんのほうを見ると、ちょっとだけ赤く光っているところがあって、その周辺にヘッドライトの光が見えた。
あそこまで歩ける人は間近で溶岩を見られたんだね。うちは下の子がいるからちょっと無理だけど。
歩き疲れてから、また自転車で来た道を戻る。割と上り坂。
第二ゲートまで行くとシャトルバスが待っていて、名前を伝えると、自転車を乗っけて駐車場まで送ってくれた。
疲れたわ~ 汗だくだし。
で、また車を1時間ほど走らせてロッヂ着。溶岩三昧の一日が終わった。
晩御飯何食べたっけな。KTAで買った食材がなかなかなくならなくて、旅行っぽくない食事だった気が。
建物の裏に生えているレモンの木にたくさんレモンが成っていて、それを拝借してきてラムに絞って飲んだりしたっけな。
東海岸は今日で終わり。明日はコナに移動。
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