さらばKODAK SP360

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値がつかなくなる前に手放そうかなと。

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この手のガジェットは誰でも手に入れられる部品の組み合わせでできている以上、次々と安い後発品が出てきてしまうのは避けられなくて、こんな独特な形をしていても、cube360をはじめとする安い中国製が台頭してきている。そういう製品は1万円前後で手に入る上に、画像もそれほど悪くない。
しかも、時代は死角が無いダブルレンズが主流になってきて、今のところ先行するリコーと後発のサムスンがメジャーどころ。

となると、シングルレンズで死角があるSP360はちょっと見劣りしてくるわけで、このへんが潮時かなと。

1年弱使ってきて、いまいち気が利かない製品だったと思う。なんといっても、リモコンが無いのが痛い。電源を入れるとWi-Fi接続するモードでしか起動できないせいで、バイクに乗りながら操作するのが難しすぎて、録画していると思っていたのに、後で確認したら何も撮れていないことが多い多い。

撮影した動画の編集もかなり難易度が高くて、そもそも、1:1の真四角の動画を編集できるソフトが非常に少ない。それを純正ソフトが補ってくれるわけでもなく、機能拡張も全く行われることがなかった。

ということで、VRが注目され始めて360度の動画がメジャーになってきて、コダックっていうネームバリューで安心感があるからか、それなりの値段がついているうちに売ってしまった。思いがけなく買値より高く売れてうれしい~

代わりと言っては何だけど、クラウドファンディングのindiegogoで出資を募っていたnico360に乗っかってしまった。目指しているところが妙にハイスペックすぎるところが危険な気がするけど、偽スペックで激安で売られている4Kアクションカムを買うよりはいいんじゃないかと。