シャーロットに出発

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家族で新百合に行って、一緒に昼食を食べてからいつも通りリムジンバスで成田へ。今年3度目とはいえ、やっぱり家族に見送られるときが一番気持ちが沈む。それでも、バスに揺られているとあっという間に眠りの世界に行ってしまったりするわけで、目が覚めたときには成田まで30分くらいの場所だった。

今回は初AAなんで第二ターミナルから。第二ターミナルって新婚旅行以来な気が。

んで、今回は往路からイベントてんこ盛りで、こうやって無事にホテルから日記を更新してはいるものの、不便さのまっただ中だったりする。(写真はシャーロット空港前にある像をDSC-HX5Vの手持ち夜景モードで撮ったもの。何度撮っても手持ち夜景モードは凄い。フラッシュなしでこれだもん)

シャーロット空港前にある像

まず成田で、飛行機が滑走路に向かって動き始めてから「お客様の中にお医者様は、、、」のアナウンス。機長からの放送でパッセンジャーがa little feverって言ってたんで、乗ってから熱っぽいことを訴えた乗客がいた模様、、、日米の取り決めで発熱している乗客がいるときは何とかかんとかっていう話もしてたんで、飛行機は空港へ逆戻り。乗客を降ろしたのか、貨物室から荷物を出し入れする音がしばらく続いてから、飛ぶことが決まるまで1時間ほど待った。

元々シカゴで乗り換え時間が1時間40分くらいしか無かったんで、この時点でこの先の流れは予定通りにいかないことは確定だったんだけど、もしも飛んでいる間にいくらか挽回してくれればどうにかなるんじゃないかと、淡い希望を持ちながらモニターの予定到着時刻を気にしながらの旅になった。

AAの機体の設備は今まで乗った中で一番よくて、エコノミーも全席タッチパネル式のモニターが付いていた。肘掛けにコントローラーが収納されていて、引っ張り出してゲームのコントローラーにもなるというもの。HANGMANやテトリスをやっている人がいた。映画は10本くらいあってなかなか充実していた。これを考えるとデルタのひどさは際立つな、、、
そういえば、韓国人がかなりの割合だった気がする。乗り継ぎ便なんだろうか。

空港で1時間足止めを食ってしまったんで、出発してすぐに夕食。もう7時近かったし。夕食も無駄に豪華で、ポークカレーとシーフードのパスタから選ぶ以外はこんな感じ。ちなみにこれはシーフードパスタ。パスタとパンと寿司って、主食が3つ入ってる上、デザート、スナック、サラダ、クラッカー、チーズ、水と、これだけの量が一度にやってくる。がんばって全部食べてみたけど、寿司に付いてるガリとか、困る人は多いのでは?結構日本人率少なかったし。メインのパスタは結構うまかった。

夕食

今回は往復とも席は通路側になってるんで、いつでも気軽にトイレに立てるのは安心だ。12時間の間、隣の韓国人は一切トイレに行かなかったんだけど(オレがトイレに行っても座ったまま)、よくあれで持ったもんだ。

オレは1時間ちょっとラブプラスをやっていた以外は寝て過ごして、映画はロビンフッドを1本だけ観たけど、冗談抜きでつまらなかった。というか酷い。いつの間にこんな映画が?って思ったら、日本では年末公開なのね。
ケイト・ブランシェットってエリザベスとかロード・オブ・ザ・リングの人なわけだけど、どうしてもこれ系なイメージなのかね、中世っていうか。主演のラッセル・クロウもグラディエーターのイメージなんで、「またこの人達?」みたいな感覚で観ちゃった。でも、映像は何も感動的じゃないし、ストーリーも平凡。

到着1時間前に軽食が配られたけど、箱に入った大きなピザで、生地がパンだったから、全然腹が減っていないところにドカーンとやってきた感じ。熱々だったし、これはこれで美味かった。総じてAAは機内食がよかったな。アルコールが飲めたかどうかは、周りに頼んでいる人がいなかったしアナウンスもなかったからわからないけど。

で、シカゴに着いたのが現地の午後3時45分くらいで、乗り継ぎ便の出発が4:50ごろ。どー考えても間に合わないんだけど、早歩きしたりしてがんばってみて、入国審査に着いたら、まだ他の便の乗客を捌き切れていなかった、、、

終わった

まぁ、時間も早いし、他の航空会社を当たればどうにかなるだろうと腹を決めた。実際、自分の審査の番が来るちょっと前に4:50は過ぎてしまっていて、審査の後に手荷物を受け取るところで自分の荷物が無くて焦ったんだけど、カルーセルからは既に避けてあって、荷物の上にAAからUAに変更したという紙が添えてあった。
ちゃんと手配されてんだなーと感心してユナイテッドの乗り継ぎカウンターでチェックインして手荷物を預けたんだけど、機械が調子悪いとかで、チェックインで渡されたチケットは手書きの紙、それと、荷物には、元々のAAのバーコードの上に手書きで便の名前を書いた紙が貼られただけっていう簡素なものだった。それでも、預けたのはUAのカウンターだし、間違ってどこかに行くこともなかろうと信じてユナイテッドに乗ったんだけど、、、

いろいろあって動揺していたのか、セキュリティを通るときに手書きのチケットをもらっていたのを忘れて、関係無い「UAに変更になったから」って書かれている紙(チケットと見た目は同じだけど、これはチケットじゃないって書かれているややこしいもの)を見せて「チェックインしてこい。これはチケットじゃないから」って言われて追い返されたり、リュックの中にお茶と水のボトルを入れたまま機械を通して怒られたりと、普段ならやらないようなミスを連発。うーーーん

で、ターミナル1のコンコースBとCのつなぎ目にこんな恐竜がいた。DSC-HX5Vのスイングパノラマで下から上にぐいっと撮影。日本の空港だったらあり得んな。

シカゴ空港にある恐竜の化石の模型?

そのすぐ先の連絡通路はこんなだし。なにこれ?奥から手前にネオン管が徐々に光ってくる。写真を撮っている人が結構いた。

ネオン管が光る連絡通路

で、搭乗口に来てみると、乗り継ぐUAの便も機体の遅れで出発が30分伸びていて、現地時間で7:01の出発とのこと。何重にも遅れが重なって、シャーロット到着は現地の9:30過ぎが確定してしまった。

ここからは何も起きないかと思ったんだけど、シャーロットで降りて手荷物を待っていると、とどめの手荷物ロスト。30分くらい待ったけどコンベアーに乗ってこない。次の便の荷物が流れてくることになったんで、先にレンタカーの手続きをして(ここは何も問題なかった)、AVISの店員に「一日$3高くなるけどダッヂにしておいたよ。きっと気に入る」って言われて、前に来たときに見かけたダッヂのコンパクトのことかな?なんて思ってちょっとワクワク。AVISは12時半までやってるんだそうだ。んで、UAの手荷物の窓口に行ってみると、既にオレの名前が書かれた紙がカウンターに置かれていて、「明日の午後に届けるから届け先を教えて」って言われた。

「いや、なくなったのわかってんだったら、今日持ってきてくれ」って思うんだけど、そこは(信じられないけど)信じることにして待つしかないんだろうな。

で、AVISのシャトルに乗ってダッヂを借りたわけだけど、いざ現車見てみたらチャージャーじゃねーかよ!こんな馬鹿でかいの乗りたくないし!気に入るわけない
走行音はとっても静かでパワフルなんだけど、一人しか乗らないのにデカすぎ。まぁ、旅の思い出くらいにはなるけど。

で、特に不安は無いけど真っ暗な道をシャーロットに向かって走ったわけだけど、頭の中ではルートが引けてるのに、曲がる交差点が暗くてよくわからず、ものの見事に通り過ぎてUターン。戻ってみたら、また景色がよくわからず通り過ぎて再度Uターンwww どうにか思っていた道に入ってBI-LOへ直行。夕食のサンドイッチやらブドウ、チーズ、チップス(今回はRufflesのBakedってのを買ってみた。要はチップスターが袋に入ったやつ)、ギネスのスタウトなんかを買い込んでホテルへ。
今回の部屋は前回とは方角が逆で、車道に面した側だ。あまり眺めはよくない。で、早速サンドイッチをかじりながらネット接続して会社に報告したりしたんだけど、ビールを飲もうと思ったら栓抜きが無い。だってスーツケースに入ってるからね携帯の充電ケーブルもスーツケースに入ってるし、一切の着替えも歯ブラシさえもスーツケースの中だ。ちなみに、歯磨き粉だけはホテルにあって、自分でも成田で買っていたという、、、
しょうがないんで、ブドウとチップスとチーズは食べたけど、スタウトは飲めず、、、と諦めきれるものでもなく、ドアの蝶番のところに引っかけて開けた。ちょっとこぼしちゃったけど、勢いよくやればこぼさないで開けられそう。ホントだったら、酒を飲む前に歯ブラシなんかをもう一度スーパーに買いに行けばよかったんだけど、開いたうれしさで飲んじゃったから、今日は歯磨きできなくなっちゃった。

と、初日からネタに事欠かない出張なわけだけど、ホントもう乗り継ぎがある出張は勘弁してほしいよ。あと、手荷物は、電子機器類は充電器を含めて全部持ってないと駄目だし、最低一日分の着替えは無いと駄目だね。前回と今回のでホントよくわかった。