目が覚めたら9時前。朝食は10時までなんで、大急ぎで着替えてホテルのレストランに向かう。
今日は昨日と違って天気は良さそうだ。
そういえば、泊まっている部屋はキングサイズの1ベッドルームなんだけど、枕の数が異常に多い。クッションだか枕だかわからないけど、ここに写っている以外にクローゼットの中にも2個入っていた。これじゃ寝られないんで、全部ソファに積み上げて寝場所を確保。
レストランは1F。とても綺麗。
朝食はブッフェ。隣にあるResidence Innに滞在していたときと違って品数が少ないように感じた。パンケーキとスクランブルエッグ、ソーセージとジャガイモとベーコンを選んでみたんだけど、このソーセージとジャガイモが正直不味かった 不味いな~と思っていると、$20近い額のレシートがやってきた。おいおい。。。宿泊費に含まれているからいいけど、正気か?
その後にフルーツをいくらか食べて、巨大なダノンヨーグルトを食べたら、これ以上ないくらい満腹。今日のディナーから仕事開始(親睦会ですな)で、それまではなーんにもすることがないし、もしかしたら昼食は摂らないかもしれない。今のうちに食べておこうって思った。
昨晩立てた予定としては、ホテル近くのバスターミナルからSound Transitのバスに乗って、本社近くの停留所で降りてみようかと。タクシー使うほどお金も無いけど、夜まで部屋にこもっているわけにも、タウンセンターでうろつくわけにもいかないんで、今までやったことがない公共交通機関ってのに乗ってみようかと計画中。
なんて書いてたら、同僚から昼食のお誘い。ホテルまで迎えにきてもらって、本社から近いThai Kitchenっていうタイ料理の店に行った。今日はHolidayらしく学校が休みなんだとかで、どこに行っても子連れが目立ったな。レストランも混んでたし。ここでは、赤いココナッツミルクベースのタイカレーを注文。甘くて辛くて、タイだな~って味だ。パラパラしたタイ米によく合う。
朝飯で十分に満腹だったけど、タイ料理のおかげでとどめを刺された感じ。晩飯は絶対食えない。
帰りはThe Commonsで下ろしてもらってカンパニーストアへ。去年ビルディング 92に移ってから来るのはもちろん初めて。
ここまではフリーに出入りできるエリアなんで、外部の人も来ることはできる。ただ、店の中には社員しか入れない小部屋があって(入り口はカードキーと有人の監視付き)、そこには社員しか買えないアイテム類が置いてある。思いつくままにかごに放り込んだら、$260くらいになっていた。今は円高だから、円換算して得しそうなものだけ買うけど、日本で買った方が安いものも少なくない。特に、OSは日本で買った方が安いってのは意外だ。ゲームが安くても、リージョンコードの関係で持って帰ってもしょうがないし。そうそう、xboxのコントローラのプレイ&チャージキットと急速充電器は買ったな。これは安かった。
The Commonsはとにかく広い。敷地内はこんなグラウンドがあっても余裕なくらい。地下は巨大な駐車場になっているらしい。
それ以外には、ビルにテナントがたくさん入っていて、飲食店、雑貨店、散髪屋、スポーツ用品店、銀行、郵便局、携帯のキャリアなどなど、とてもオフィスとは思えないものがある。ここは社員用の福利厚生的な意味合いがあるからなのか、外部の人が自由に使えるというものではなかった。
すげーなーと、特に用事は無かったんで、ものめずらしそうに見物だけして帰った。
帰りは路線バスに挑戦。この標識の下にある白いプレートに、時刻表と、料金、いつ払うかなどが書いてある。ここからレドモンドタウンセンターに向かう方角だと、1ゾーンのオフピークの料金$1.50で足りる。支払いは、くだり路線の場合は降りるときになるから、後払いだ。(乗る方角で、支払いのタイミングが違うのも日本とは大違い)
バスに乗り込み、停留所の数にして2つ目がホテルから一番近い場所だ。いざ乗ってみると、降りるのを運転手に知らせるためのボタンは見当たらない。どうやら、車内に張り巡らせてあるワイヤーを引っ張ると、その先にあるスイッチが作動して運転手がわかるみたいだ。超ローテク。
幸い、自分で引っ張る前に、他の人が引っ張ってくれたから、それに便乗して降りた。降りるときに「1ゾーンか?」って聞かれたんで、自己申告で「1ゾーン」って言ってお金を払わないとダメだったのかな?
帰ってきてみたら、ホテルの前にダッジチャージャーのパトカーが停まっていた。これは迫力があるな。
車といえば、うちのS6と同じいわゆるC5というモデルはこっちでは超メジャーな存在で、犬も歩けば、、、的に遭遇する。
ホテルで一休みしてからは妻に頼まれた本を探しに書店へ。本屋でうろうろしてたら、店員に何を探しているのか聞かれたんで、「オトブレっていうソーイングの本だ」って伝えたら、「あるよ!」って案内されて、そこにあったのはアメリカ史の本だった「そこに、赤い背表紙で色々なバリエーションがあるよ」って言われたけど、発音が悪かったのか全然伝わっていなくて、全くわけがわからない本を案内されたらしい。その後で別の店員にも聞かれたんで、店内の端末で検索してもらったんだけど、フィンランドで発行されているその本はこの店には無いようだった。
GYMBOREEとGAP KID'sに行ったりもしたけど、子供が喜びそうなお土産はなし。全く収穫なしな買い物だった。
17時半になって、いよいよイベント初日のディナーの時間。バスで運んでもらうためにロビーに集まった。初めて参加者全員を見たけど、みんなデカいし、だいぶ年食ってる!禿げ上がってる人が多いのに驚いた。自分だって決して若くはないけど、世界で同じ仕事をしている人はもっと年寄りなんだな、、、
最初はなかなか溶け込めない感じだったけど、いざ会場に着いて様々な人と顔を合わせるうちに、何とかなりそうな気がしてきた。どこ国も、対USっていう繋がりはあっても、US以外の国のエンジニアとの接点は無いから、こういう機会はとてもありがたいと思っているみたいだった。確かに。フランス人がどういう仕事をしているとか、チームの規模がどうで、毎日何時間働いていて、なんてことは知ることができないし、結構ためになる。
話し出したら時間がたつのは早いもんで、あっという間に帰る時間になってしまった。大急ぎで帰りのバスに乗ってホテルへ戻ったのが8時半。いよいよ明日からはプレゼン、トレーニング、ディスカッションと、英語漬けの3日間だ。もう大体のお土産も買ったから、あとは出張の本当の目的だけこなせばいいわけだ。
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