10時10分くらいにショップに到着。早速取り扱いの説明を受け、次いで書類の確認、下取り車の付属品の引渡しをさっさと済ませ、10分そこそこで店を後にした。夕方から雨が降る可能性があるっていうし、今日は午前半休を取っていたんで、ちょっと会社を通り過ぎて寄り道してから出社することに。
とはいっても、それほど車の流れも良くないから遠くまでいけるわけでもなく、府中のドラスタ2りんかんに行ってみることにした。
一度は試乗したことがある車両だし、もう自分のものになったら立ちゴケだって怖くない。走り始めだけ、あのクランクシャフトを軸に前後に揺れる感覚の振動に戸惑ったけど、慣れてきちゃえばたいしたことは無かった。足つきも特に悪くないし、マスが低いからか車体は見た目よりもずっと軽く感じる。07モデルはクラッチも激軽で、M400とほぼ同じ感覚で握れるのはいいし、クラッチレバーのアジャストダイヤルを4に設定すれば、手が小さいオレでもラクラクだ。
なかなか流れが良くない幹線道路では2速か3速がいいところ。でも、3速がカバーできる速度域はとても広くて、流れに乗るところから、隣の車線の車との間に隙間ができたら加速して一気に先まで行ける。これは400では味わえない感覚だし、回せば速いドカでも味わえない。だって、3000rpmも回せば、物凄い加速で走れちゃうわけだから。
府中のドラスタ2りんかんについて色々用品を見て回った。その中に、ワイズギアのRY2114(インターカラーのジャケット)があったんで早速試着。が、Mサイズでも着丈が長くてイマイチな印象だ。日本製は着丈が長いのか?一気に買う気が萎んだ。凝りもせずにヘルメットも試着。OGKのFF5はいーなー。Lサイズがジャストフィット。グローブはワイズギアの9,700円くらいのロングのがいい感じだった。 あと、将来娘とタンデムするときに使うかもしれないベルトは4,000円弱。走りながら話をするのに使う無線みたいなのは3万くらいしたかな。これは高くて買えそうもなかった。
とりあえず今回は何も買わずに下見だけして、時間が11:45くらいになったんで会社に向かうことにした。昼休みに同僚にお披露目するためだ。
ハーレーのXLH1200Sに乗る同僚に見てもらったところ、新たな事実がいくつかわかった。左のオイルタンクのカバーの一番下、恐らく左に倒したときにぶつかるである部分がタッチアップされていた。少しだけ、クランクケースカバーに擦り傷らしいものもあって、この前、ハンドルバーエンドのねじ穴を塞ぐ樹脂のパーツが割れていたこともあるし、左に倒したことがあるみたいだ。やれた。。。 さらに、レンタルバイクだってのにどういう乗り方をされていたのかはわからないけど、左右のステップが明らかに擦られて磨耗していた。どんだけ倒してんだよ!
エキパイに付着していたビニールっぽい物体は綺麗にはがされていたけど、割と初期から張り付いていたのか、エキパイの焼けで跡がついていた。あとは、下見のときに気になっていたタンデムシートの染みはそのまま。目立つ汚れはあらかた綺麗にされていた。プレストに登録するともらえるナンバープレートは装着済み。と、まぁそんなところかな。完全な新車も気持ちいいけど、最初からこのくらいの使い込まれ具合のほうが気が楽かもしれない。
仕事をしていても天気のことだけが気になって、いつ雨が降ってくるか気が気じゃなかったんだけど、どうにか持ちこたえてくれて、8時過ぎに帰ろうとしたときはまだ月が出ていた。とりあえず、ちょっとだけ遠回りして帰ることにして、会社の駐車場から一般道に出るときに、暖気が足りなかったのか、見事にエンスト。。。ちょっと恥ずかしかったけど、その後は何事もなく、ドコドコという鼓動を楽しみながら帰ることができた。基本的に飛ばすのは好きじゃないから、車と同じスピードで走るんだけど、一ひねりであっという間に全部を置き去りにできる余裕があると、M400で車の流れに乗って走っているのとは違った余裕があるというか、ポジションのせいもあるんだろうけど乗っていて気分がいい。
あと、05モデルの試乗では、かなりアフターファイヤーが多い気がしたけど、個体差なのか、自分のバイクではあの試乗車ほど多くはない。排気音も試乗時の印象ほど大きくはなくて、低い回転のときはほんとにおとなしい。これなら夜中にマンションに帰っても苦情を言われることはないだろう。
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