妻に怒られながらデジカメ購入

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3/29の日記にも書いたように、妻がデジカメを落っことして壊してから、我が家には携帯電話以外にカメラっぽいものが無かった。その間、娘の入園式やらがあったわけだけど、記録する道具は5年くらい前に買ったVictorのDVカメラのみ。。。確かにオレ自身は携帯以外で写真を撮ることはないんで、不要と言えば不要なんだけど、家にカメラが無いってのもなんだか。で、ひとまず、値段も手ごろなNikonのP5000あたりを買おうと思ってたんだけど、今日、カメラのキタムラに行って全く考えが変わった。
展示品を散々いじってみたけど、合焦の際に激しく迷って遅い上に、合わないことが多かった。なんか、今時のカメラにしては出来が悪い印象だ。一応高級路線を狙っている製品なのに、他のメーカーの下位機種よりも軽快さに欠ける。。。そんなところに急浮上してきたのが、Canon PowerShot TX1だ。見ての通り、デジカムっぽい外観なんだけど、暦としたデジカメ。その外観から、SANYOのXactiあたりが競合する機種に見られそうでいながら、PowerShotシリーズということで、あくまでデジカメという位置づけだ。
PowerShot TX1   スーパーマクロモードの作例

買値は、SanDiskの2GBカードを付けて、自然故障の保証を5年に伸ばして49,000円ほど。本体だけなら44,800くらいだったかな。ネットの最安値と比較すれば3,000円くらい高いけど、実際に目で見て確認できたし、実店舗でネットの最安値との価格差がこのくらいなら十分だろう。

動作はかなり軽快で、合焦の速度がかなり早い。液晶は1.8インチと小さいものの、かなり見やすくて明るい。で、本体はクレジットカードと同じサイズの超コンパクトさ、なのにメタルボディで高級感もある。(レンズをしまうときに「シャキーン!」っていう金属音がするところが何気にカッコいい)光学10倍ズームでレンズシフト式の手ぶれ補正もあるし、1280×720ドットのHDサイズの動画も撮影できて、付属のD3端子用ケーブルでテレビに接続すればHD画質の動画をみんなで楽しめたりする。(ただし、2GBのメモリで最高画質の動画を撮影すると6分ちょっとが限界)
ネガティブなポイントを挙げるとすれば、バッテリーの持ちが短いところと、人差し指の位置(本体上部)にレリーズボタンがあって、押し方によってはブレるんじゃないかという点。出かけた先で、誰かに撮影を頼むときも、どう撮って貰うかを説明するのが面倒そうだ。

2枚目の写真は、このカメラで初撮りした花。部屋にあった、娘の誕生日にもらった花なんだけど(開いている部分の直径が2cmほど。だいぶお疲れ気味)、取説を読まないで使ってみたら、マニュアルフォーカスのあわせ方がわからなくて苦労した。でも、取説読んでスーパーマクロモードで撮影してみたら、大雑把にピントを合わせるまでは楽だった。(液晶が大きくて、フォーカスを合わせたい位置をズームできれば完璧なんだろうけど)ボディの形状と操作系がアレなんで、素早い撮影には不向きな感じがあるけど、じっくり構えて撮影すれば、結構凝った絵が撮れるように感じた。ディスプレイが回転するから、ローアングルでも、上からのぞき込みながらじっくり構図を決められるし。そんなわけで、メインで使うならマニュアルモードかな。とりあえず、顔認識AFはOFFがいいみたい。このGWには活躍してくれそうな予感だ。