去年タービンとエキマニを修理したBi-turbo乗りの友人Yさんに、修理の金額やらショップのことをしつこく聞きまくって、ついに店を紹介してもらえることになりました。本当は先週の土曜日(港北に行った翌日)に行くはずだったのですが、お店が休みだったので今週に延期になったというわけです。
第三京浜の都築IC近くのタイヤ館で待ち合わせし、すぐ近くにあるショップへと向かいました。このとき時間は17時半頃だったと思います。ショップはすぐ近くにあり、ただ、看板など一切無いので、元々ここに工場があることを知らなければ絶対にたどり着けないでしょう。工場にはリフトが2台あり、今日はE36 M3がエンジン載せ替えで持ち上げられていました。オーナーの方がひっそり個人でやられているらしく、全身オイルまみれの格好で話を聞いてもらいました。
とりあえず、ディーラーでバラしたときにエキマニとタービンにヒビが入っていることは確認済みであることを伝えると、既にYさんの車両で一度やっていることなので、要領もわかっているし、必要な部品や金額もあらかたわかるのでどうにかなるという話でした。他に、リアの車高をもっと上げたいことなどを付け加えたときに、フロントショックのアッパーマウントのカバーが左だけ外れているのを発見。押し込もうとしたところ、なぜかはまらないわけです。カバーをはずしてみると、締め込みの量が妙に多く、反対側のキャップをはずしてみたところ、1cmくらいの差がある模様。何か部品が足り無くない?最近何かいじった?という話だったのですが、最後に足回りをいじったのは一昨年の12月に車検を通す日、某Pでレベライザーを殺してB10のショックに入れ替えたときが最後です。今日は今日で、レベライザーを殺したときにオイルラインをせき止めたはずの部分からパワステオイルが漏れてギーギーいっていたので、ディーラーまで出向いてオイルを足してもらって走っていたので、ショックの取り付けの不備が事実であれば(ボルトが勝手に1cmも締まったりするはずは無いわけですが)、あの店に頼んだ作業は全て失敗だったと言ってもいいほどです。確かに費用はとても安かったのですが、安いことには訳があるという典型だったのでしょうか…
気を取り直して、本題について語ったのですが、「一度やっちゃってるからね(笑)」と、もはや「やらない」とは言えないという感じで、修理は受けてもらえるとのことでした。Yさんのときは、ドイツの業者?とのやりとりで若干の不備があり、時間をだいぶロスしてしまったらしいのですが、今回は手際よくやれるだろうとのお話。必要な部品もわかっているし、ものによっては国産の部品を使い回せるということだったので、メインの部品はユーロのレート次第ということでしたが、なかなか魅力的な額でいけそうです。ただ、費用は一括での支払いになるので、そのあたりは私のほうでちょっと工夫が要りそうですが、家計に影響が出ないようにどうにかすることはできそうです。ちなみに、期間としては1ヶ月半くらいはかかる模様。やってもらえるならたいしたことはありません。
で、ここで話をしていて驚いたのは、普段どこで私のBi-turboの修理を頼んでいるかという話をしたときに、「○○のサービスにIさんという方がいて…」と言うと、「Iさん?」と、知り合いっぽい反応が返ってきました。「えぇ、元○○の方です」と続けると、工場長のSさんはIさんの元同僚だったそうです。Iさんが前の仕事をやめてから、ディーラーで働いているということは耳にしていたらしいのですが、どの店にいるかまではご存じなかったとのこと。「業界狭いね」などと、意外なところで意外な話が聞けました。Sさんが開発をやっていたときにIさんはメカニックだったそうで、腕は確かだとの話です。元々Iさんのことは信頼しているわけですが、そういう第三者的な話を聞くことができると、よりいっそうIさんに対する信頼が増すというか、他には任せられないなと再認識した次第です。
長々と仕事の手をとめさせてしまい、店を後にしたのは夜の8時に近い時刻でした。そこから、ステアリングをギーギー言わせながら自宅まで戻ったわけですが、確かに、ハンドルが左に常にとられています。左前の車高だけ低いので、どうしてもそっちに流れてしまうんですね。オイルも少し漏れてきているのか、遊びが若干増えていました。これだけは早急にどうにかしないと…
ともかく、今まで抱えていたモヤモヤが解決する目処が立ってきました。フルパワーで乗れる日も近そうです。
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