再びシアトルへ

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 夕べは、晩ご飯を食べてから妹たちと飲み会があり、そこから更に年賀状をいただいた方のうち何人かに返事を書いたりして、寝たのが3時過ぎでした。ろくに寝ていなかったので相当きびしかったのですが、準備はどうにか済ませ、11時のバスで成田へ。バス乗り場まではお義父さんに送ってもらい、空港まではお義母さんが見送りに来てくれました。この日は家族3人だけではなく、一生に一度くらいは海外に行ってみては?ということで、私の父を実家から呼んであり、成田で合流することになっていました。父は既に夜行バスと電車を乗り継いで成田に着いていたので、バスもちょっと早めのバスにしておきました。

 空港に着いたのが13時過ぎで、第1ターミナルで父と合流。早速チェックインを済ませてから昼食。娘が「おうどん、おうどん」とうるさいので、昼食は杵屋でうどんにしました。食事のあと、見学デッキで飛行機を眺めつつ、私はマンションのデベのカスタマサポートに電話し、昨日連絡をいただけなかった旨を伝えました。折り返し担当者から連絡をもらえるということだったので待っていると、数分後に電話がきて、「あくまでメーカーの見解書を2/26の再内覧までに用意するという認識だったらしく、私が2/15に日本を離れるので、それまでにメーカーに確認した結果を進捗報告としていただけるという点は完全に無視だったみたいです。一体、再内覧のタイミングで「施工ミスです」という答えになったとしたらどうするつもりだったのでしょう?甚だ疑問です。ミスではなかったとしても、そういう仕様だったとしても、文書をもらって「はい、わかりました」と簡単に納得できるものではないはずです。これらを含めて強い口調で注意し、こちらは非常に不愉快である点を強調しておきました。また、この件に関する日本でのコンタクト先を、2/12に同行してもらった知人に一任することになったので、空港でレポート用紙を買って直筆の委任状を作成しました。
 何とも後味の悪い最終日でしたが、搭乗時刻が近づいてきたのでお義母さんと別れてゲートを通過。出国審査はものすごい混みようで、全ての列が部屋いっぱいに伸びています。一番短かったのが一番手前の列だったので並んだのですが、この列は激しくはずれでした。出発時間ギリギリに走ってくる(特に多いのが中国系の旅客)連中が、ことごとく割り込んでくる列なのです。一人でやってきて、ちゃんと理由を話して入れてもらうのならまだしも、近くにいる空港職員だかコンダクターだかわかりませんが、その人たちが「列に割り込むところまでは世話できないから、自分で交渉してください」みたいなことを話しているにもかかわらず、「自分たちは乗り遅れそうなんだから、割り込めて当然」という顔で数人で強引に割り込んでくる連中の多いこと多いこと。私が出国審査を通過してから、直後に並んでいた妻との間に都合4人くらいが割り込んだと思いました。そればかりか、出国用の書類を書き終えておらず、とりあえず割り込んでカウンターで係員から追い返されて押し問答…みたいな場面もあり、こういう極めて自己中心的な連中は外国になど行くべきではないと感じると同時に、私たちの搭乗までが遅れそうになったことに腹が立ちました。遅れはしなかったわけですが。
 この日の便は搭乗率80%ほどとのことで、そこそこ乗っているようでした。スクリーン前の席は既に埋まっており、普通に窮屈な席で、9時間半のフライトを経てシアトル空港に到着。とても天気がよく、雲1つ無い珍しい天気でした。気温も低くなく、長袖Tシャツにジャージを一枚羽織るだけでも余裕です。入国審査は人数が4人もいる関係で時間はかかりましたが、特に問題はなく、ただ、前回の入国では要求されなかったビザ申請時の書類(本当に私が社員であるかどうかの証明)が必要だったのは意外でした。数人の同僚から、この書類を見せるように言われたことは無いと聞いていたので。まぁ、前回日本で会社に置き忘れて焦ってからというもの、ちゃんと手荷物の中に入れるようにしていたので、すぐに出せて事なきを得たわけですが。
 それからタクシーでベルビューのAVISまで行き(チップ込みで$40)、一週間前に対応してくれたおばちゃんから「アナタ、ミタコトアルヨ」みたいなことを言われ、夕べは1時間だけ雪が降った話とか、時差で大変だろうとか、自分の母親?が日本から来た人らしく、普段は時計が二個ついた腕時計をして、日本とシアトルの時間を気にしながら日本に電話したりしてるというような雑談の後、先日預けていった車を受け取ってアパートへ向かいました。話では、ちゃんと洗車したりしてくれたらしいのですが、車体の右側に大量の鳥糞が付いています。明らかに預けたときよりも汚くなっていました…
 アパートに到着し、冷蔵庫の中は基本的に空にしていったので、これから生活するための食材を買うために、父を乗せて宇和島屋、PCC(無農薬食材のスーパー)、FredMeyerとはしごして帰宅。最初は寝なくても平気だろうと思っていたのですが、さすがに辛くなってきて、夕方にちょっとソファで居眠りしてしまいました。明日一日は時差ボケを取り除くための時間として休暇をもらっているので、あさってから仕事に復帰します。