修理途中経過~結論

 タービンへのマニホールドの修理の金額と予定がほぼ決まったとのことで、ディーラーから電話をもらいました。溶接作業が15,000円ほど、マニホールドとタービンの脱着工賃が44,000円ほど。これはディーラーのサービス工賃だそうで(いつもお金のことばかり気にしながら修理を頼むせいでしょう)、ニコルが設定している工賃では、この額では何も作業してもらえません。相当なディスカウントです。で、修理そのものは来週中くらいには終わるそうなのですが、この修理、やったところで、それでずっと安心という類のものではないそうです。今回直すのは鋳物のマニホールドだそうですが、割れている部分をくっつけても、他の部分にしわ寄せがいつか来るんだそうです。かといって、片方21万の部品代は絶対出ないので、今回はこれでお願いすることにしました。もしも次に同じようなことが起きたら、そのときはステンレスか何かでワンオフすることにします。3in1の短い管が2セットだそうです。
 この作業と、ブレーキのスイッチ、エアコンを入れたときのアイドルアップ信号線の引きなおし全部で75,000円くらいとのことです。ニコルの工賃を考えたら、これでも超激安と言えます。

 夕方6時過ぎに再びディーラーから電話がありました。一旦用が済んだあとでまた電話をもらうときは、大概よくない知らせです。案の定、全然いい話ではありませんでした。マニホールドを溶接で修理すべく、タービンまで外して見たらしいのですが、外したタービンをインマニを見てびっくりだったそうです。タービンのファンの軸受けは磨耗しまくり、オイルシールも寿命を迎え、漏れたオイルがインマニに入ってしまっているとのこと。どうりで、このところオイルの減りが早いわけです。エンジンに吸い込まれていたんですね。とにかく、このままマニホールドだけを修理して組み付けるのは賢い選択ではないということで、修理を一旦諦め、元に戻すことにしました。ギャレットT25 A/R40を格安でオーバーホールしてくれる店を探すか、中古で程度のいいタービンを探して移植するしか復活の道はなさそうです。
 ちなみに、ディーラーからALPINAのタービンを買うと45万円前後/個します。まともにやってしまったら、今回の修理で100万を軽くこえてしまうでしょう。ありえない話です。

 この日は港北だったので、タービンのことを相談できるかと思ってバイクで参加しました。I野さんは、S15のタービンに載せ替えてエキマニをワンオフコースを勧めてくるのですが、予算的にはタービン新調は厳しいかなぁと。でも、I野さんにも言われましたが、古いタービンよりは新しいもののほうが、下の方から効いてくるような気はします。その場では、修理の予算のことのほうが脳内で優先していたので、あくまでオーバーホールで再利用のつもりだったのですが、あとになってみたら、当然額にもよりますが、タービン1個分+αくらいの値段ならIHIへの載せ替えも有りかなと気分が変わってきました。一応オーバーホールの道もあり得るので、帰ってきてからwebを検索してみましたが、南大沢の近くにギャレットのタービンをOHするショップがあるみたいです。ただし、メインはイタ車らしく、ドイツ車はどうかな…とも思うのですが。