産まれました

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 妻が入院してから50日目の朝の7:30、病院からお産が始まるという連絡を受けました。ゆっくり来て貰っていいという話だったので、シャワーを浴びて、当日午前中に再配達を頼んだ荷物を営業所に取りに行って、セルフスタンドでガソリンをつめてから行きました。病院に着いたのが9:15頃、ナースステーションで「面会できますか?」と聞くと、分娩室に入っているのでもう無理とのこと。しょうがないので、義母とホールで待ちました。20分ほどして助産師さんが来て、「9:15に2,540gの女の子が産まれましたよ。おめでとうございます」と言います。ってことは、私が到着したときには既に産まれてたんですね。お産直前に妻に会わずに、いきなり産まれたと言われたので、ちょっといきなりすぎて大喜びという心境ではありませんでしたが、じわじわと嬉しさがわいてきました。
 すぐにでも妻に会いたいのに、いつまで経っても会わせてくれなくて、一時間くらいと聞いていたのですが、実際に会えたのは二時間以上すぎてからでした。妻は意外にけろっとしていて元気そうです。子供には通常の面会時間にならないと会えないそうなので、とりあえず一旦病院を出ました。食事して、村内BMWにベビーシートのベビークッションを取りに行ってから病院に戻り、駐車場で時間をつぶしてから病室へ向かい、娘との対面となりました。もう紫色ではなくなっていましたが、まだ産まれて6時間しか経っていないので、むくんでいて変な顔をしています。顔からは性別がわかりませんが、泣き声は女の子のものでした。産まれたばかりだと思うと、ちょっと触るのも恐いものですね。しばらくして妻の両親が来たところに助産婦さんが来て、「まだ抱っこして貰ってないの~?かわいそうね~」と言いました。その場の雰囲気は、誰が最初に抱っこするのか?(さすがに一番目は恐い)とみんな思っていたので、その言葉で意を決して義母が最初に抱きました。私はビデオを撮っていたので、最後に。抱いてみると、両親学級で人形を抱いたときと同じ感覚でした。小さいのにずっしりしていて、首がグラグラ。ホント恐かったです。
 あとは、どっちに似たのかな?と、顔を見ながらパーツがそれぞれ誰に似たのかを探したり、ビデオを撮ったり写真を撮ったり、面会時間が限られているのでひたすら眺めて過ごしました。まだまだ変な顔をしていますが、自分の子供だと、そんなのはどうでもよくなりますね。もう嬉しくて、可愛くてしかたありません。もう目はちょっとだけ開けたりしているんですが、まだ殆ど見えていないので、早く目が見えるようになって、私の顔をちゃんと見てくれる日が来るのを楽しみにしているところです。
こんな顔でも女の子です