不満だらけのNewOrleansへの移動

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 朝6:30にホテルを出て、昨日調べたルートで空港に向かいました。が、空港までは行けたものの、一番不安だったレンタカー返却の道を間違えてしまい、最後の最後で分かれ道の違う方向へ行ってしまいました。レンタカー返却と一般の駐車場への道があって、建物自体は同じなものの、いけるフロアが全く異なっています。まんまとやってしまいましたが、レンタカー屋の従業員に助けを頼んで無事返却。NorthWestのゴールドエリートメンバーなので、長々と並んでいるエコノミーの列とは全く違う列でサクッとチェックイン。よく聞き取れなかったのですが、ファーストに空きがあるので自動アップグレードだそうです。でも、所詮は国内便ですから全く期待せず。ただし、その場でもらったチケットにはエコノミーの席が記載されているので、どこかでファーストのチケットをもらうことになるようなのですが、果たしてどこでなのかは不明。かなり頭の中は?でいっぱいだったのですが、何も考えずに時間になって搭乗しました。すると、同じ席の番号の人が現れたので、やっぱりどこかでチケットを受け取る必要があったんだろうか…と今更ながらにわかったりして。一応乗務員に聞いてみると、すでにファーストはいっぱいだからダメだとか言います。何か変です。エコノミーは空きがそこそこにあり、私の列も十分に空いていたので、同じ番号だった女の子は他の席に座っていました。
 乗り換え地点のMemphisに着くまで、後ろの席の2~3歳の男の子が延々シートを蹴ったり、私の髪の毛を引っ張ったりします。当然親も一緒なのですが、全く注意しないのにはさすがに腹が立ちました。4人の子連れだったのですが、一番小さい赤ん坊も、道中の半分くらいの時間は大声で泣いていて、朝早くて睡眠不足だったぶんを畿内で取り戻そうと思っていた私にとっては非常に辛い時間を過ごすことになりました。畿内食も当たり前のようにベーグル、バナナ、シリアルのセットで、いい加減これらにうんざりだった私は食事は受け取らず、コーヒーだけで我慢する羽目に。地獄のような6時間を過ごしてようやくMemphisに到着。すると、14:30くらいだと思っていたのが、現地は16:30を指しています。時差が2時間あったようです。どうりで、次に乗るNewOrleans行きは17:05発なわけです。時間になってボロいDC-10に乗り込み、席に座って待っていると、またしても同じ番号を持った人が来ました。その直後に乗務員が来て、「Are you Mr.Suzuki?」とか言います。やはり、同じ席の番号があるという時点で、私は元々全工程がファーストクラスだったらしく、SeattleからMenphisまでの便もファーストだったみたいです。だいぶ損しました。自動アップグレードしてくれるなら、なぜチケット自体にファーストのシート番号が印刷されないのか非常に不思議です。
 MemphisからNewOrleansまではたかが1時間で、機体もDC-10なので全くうまみ無し。となりが日本からの人だったので、話をしているうちに着いてしまいました。強烈に蒸し暑い中を40分ほど外で待たされて、ようやく帰ってきたAirportShuttleでダウンタウンにあるホテルに向かい、ボロいホテルに到着。どうやら私のホテルはハズレだったことがここで判明しました。部屋に入ってみると、冷蔵庫がありません。それどころか、机もテーブルも無いのには愕然としました。テーブルが無かったら缶ジュースすら置けません。フロントを含め、従業員に白人をみかけませんでしたし、まさにランクは最低のホテルのようです(人種差別云々ではなく、やはり白人がすくない店は質が悪いのは否定できません)。コーヒーメーカーなんてバスルームに置かれています。腰を抜かしそうです。これで一泊$110。エアコンとシャワーがあるので、どうにか宿としては機能しそうですが、同じイベントに参加してヒルトンの人もいるというのにこれって一体…宿の手配は間違えるやら、来てみたらこれです。更にテンションは下がり、何か悪意すら感じてしまいます。
 この日はSeattleから持ってきたトルティアを食べて、(冷蔵庫が無いので)外で買ってきた3本のビールを急いで飲んで、妻と田舎に電話をして無事を報告してから寝ました。