数ヶ月ぶりの洗車&ポリラックと、去年の秋以来のオイル交換を済ませてから、秋に輸入したまま放ったらかしになっていたシャドーラインを取り付けました。最も目について、最大の難関だと思われていたAピラーからCピラーまで伸びるモールを真っ先にやってみました。
この部分をとめているプラスティックの部品が3種類あるのですが、そこは予めディーラー経由で取り寄せてありました。(一台分約1,000円)まず、Cピラー側の「く 」の字型をしたモールを引き抜きます。長いモールとは連結部分で爪がひっかかっているので、下から爪を押しながら抜き取ります。最も長いモールは、全部で12個のクリップで固定されています。このクリップは、右の写真のように割り箸を使ってスライドさせ、Aピラー部分の4個を除いて綺麗に取り外せました。スライドさせやすいようにKURE5-56を吹き付けるのもポイントです。Aピラー部分は、クリップが留まっている定位置からちょっとずらすだけで外れる仕組みになっているので、綺麗に外したい人は挑戦してみるのもいいでしょう。僕はAピラー部分だけはモールを引っ張ってむしり取りました。(単に構造が見えなくてわかっていなかったからなのですが)強引に取っても意外に大丈夫で、壊れたクリップは左右で3個くらいに抑えられました。壊れなかった分はもちろん再利用です。
あとはモールの装着です。モールの取り付けは、クリップを予めもとの位置に取り付けた状態でやったほうが簡単です。全12個を元の位置に取り付けたら、まずAピラーの部分にモールをあてがい、4個のクリップの上から力強く叩いてパチンとはめます。モールは金属製なので、少々手荒に扱っても平気です。このときの注意点は、クリップは「山」の字に似た形をしていて 真ん中の一番背の高い爪がモールを固定する役目を果たすのですが、モールをあてがう確度というか位置が良くないとその山の爪が折れてしまいます。なので、予め、モールをクリップの一番背の高い爪に引っかけた状態にしてから叩いたほうがいいです。僕はこれで取り付け字に2ヶ所の爪を折りました。これによってグラついたりしていないので、特に新しいものに付け替えてはいません。
同じ要領で屋根側も取り付けたら、次はCピラー部分のモールです。ここは、モールから4本の棒が出ていて、それをボディ側の4ヶ所の穴に差し込んで固定します。このとき、白い半透明なグロメットを左右で4個使いますが、予めボディ側に取り付けておいてからモールを取り付けた方が作業が楽です。グロメット側の穴は楕円形で、変な位置に棒を差し込んでしまうと、万が一ボディ側のグロメットをさし込む穴と位置が合わないときに外すのがとても大変です。簡単には取れない工夫がしてあるようなので。また、長いモールとの連結部分に隙間が開かないように気を付けなければいけないのですが、長いモールは力を入れればスライドさせられるので、そこは何とかなるでしょう。
で、取り付けたのが右の写真です。わかりにくいですが、窓の下のモールはまだメッキのままになってます。
次に窓の下のモール交換にかかりました。ここには、雨水を遮断するためのアウターウェザーストリップというヤツがモールに挟んでありますから、モールを上に引っ張って抜いてから、ウェザーストリップを新しいモールに移植する作業が必要になります。でも、実際にはこれが一番難しいところで、古い車ではゴムが劣化して裂けやすいのと、ウェザーストリップ自体が一度さし込むと引っかかる構造になっている&ゴムの中に金属板の芯が入っていて下手に力を入れると曲がってしまって再利用できなくなるなどの問題点があります。僕は後部ドアから手を着けたのですが、ちょっとゴムが裂けたのと、金属板の芯がちょっと歪んでしまいました。ここでやばい!と感じたので、移植は断念して新品をディーラーに注文してしまいました。これがまた高くて、前が2,650円/本、後ろが3,650円/本、4本合計で12,600円もしてしまいます。輸入してモール交換に挑戦する場合は、この部品も予め買っておいた方がいいと思いました。外を諦めた僕は、最後に車内のモールをやっておこうと思ったのですが、内張が外れなくて敢えなく断念しました。フロントドアの外の窓下のモール交換のときにミラーを外す必要があるので、内張を外す作業は必須です。また、内張がはずせれば、以前買ったミラー裏のツィーターも取り付けられると思ったのですが、内張外しは意外に難しいようです。
本題とは関係ありませんが、今日はオイル交換もやっておきました。
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